
命式は、算命学における「あなたの設計図」です。生年月日を干支に変換してつくる命式の仕組みと、人体星図の見方を、はじめての方にもわかるように順を追って解説します。
算命学の命式とは — 生年月日からつくる運命の設計図
算命学の命式とは、生年月日を古代中国の暦法である干支暦(かんしれき)に変換し、その人が生まれ持った性質や運命の流れを図式化したものです。算命学では、この命式こそが鑑定のすべての土台になります。
命式は大きく2つの要素で構成されます。ひとつは干支をそのまま並べた陰占(いんせん)、もうひとつは陰占から導いた星を人体になぞらえて配置する陽占(ようせん)です。陰占が「設計図の原文」だとすれば、陽占はそれを「読みやすい図」に翻訳したものといえます。
陰占 — 年・月・日の3つの干支
陰占では、生年月日を年干支・月干支・日干支の3組に変換します。それぞれの干支は、十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の組み合わせです。
| 柱 | 表すもの |
|---|---|
| 年干支 | 目上・親・社会との関係、人生の初年期 |
| 月干支 | 仕事・家系・人生の中心テーマ、中年期 |
| 日干支 | 自分自身の本質と配偶者との関係、晩年期 |
とくに日干支の上段(日干)は「自分自身」を象徴する最重要ポイントで、ここを起点に他の干支との関係を読み解いていきます。同じ干支暦を使う四柱推命との違いは、算命学が生まれた時刻(時柱)を用いず、年月日の3柱を基本とする点です。
陽占 — 人体星図の見方
陽占では、陰占の干支の組み合わせから十大主星(じゅうだいしゅせい)と十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)を導き、人体になぞらえた図に配置します。これが人体星図(じんたいせいず)です。
人体星図では、頭・胸・腹・左手・右手の5か所に十大主星が入り、肩や足にあたる3か所に十二大従星が入ります。それぞれの位置には意味があります。
| 位置 | 読み取れること |
|---|---|
| 頭(北) | 目上・親との関係、思考の傾向 |
| 胸(中央) | その人の中心的な性質・本質 |
| 腹(南) | 目下・子どもとの関係、晩年の姿 |
| 左手(東) | 友人・社会との関わり方 |
| 右手(西) | 家庭・配偶者との関わり方 |
| 肩・足の3か所 | 十二大従星が入り、初年期・中年期・晩年期のエネルギー量を表す |
たとえば胸に入る星がその人の核となる性質を、右手の星が結婚後の家庭での顔を表す、というように「どの星が・どの位置にあるか」の組み合わせで多面的な人物像が浮かび上がります。星それぞれの意味は宿命と十大主星・十二大従星の解説で詳しく紹介しています。
命式の出し方 — 手計算と自動計算
命式の作成には干支暦(万年暦)が必要です。書籍の万年暦から生年月日を引いて手計算する方法が伝統的ですが、節入り(月の切り替わり)の判定など、初心者がつまずきやすいポイントがいくつもあります。
正確な命式を手軽に得たい場合は、信頼できる自動計算ツールの利用が現実的です。当サイト監修元の大久保占い研究室では、算命学と同じ干支暦を用いる天中殺の自動計算ツール(2026年対応)を無料公開しており、生年月日を入力するだけで自分の天中殺タイプを確認できます。
命式を出したら次に見るポイント
はじめて命式を出した方は、次の3点から見ていくのがおすすめです。
- 胸の星(中心星) — 自分の本質。まずここから自分への理解を深める
- 十二大従星のエネルギー — 初年期・中年期・晩年期のどこに力が集まる人生か
- 天中殺のタイプ — 運気の切り替わりを読むうえでの基礎情報
独学での読み解きに限界を感じたら、プロの鑑定を受けてみるのも近道です。東京で算命学を扱う占い館は算命学の解説ページの店舗一覧から、エリア別に探せます。
算命学をさらに学ぶ
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※ 本記事は2026年7月時点の情報をもとに、大久保占い研究室の監修のもと構成しています。



